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催し物

令和4年 大倉山講演会 ~世のために田を耕す-事業家の教育・福祉活動-~

2022.06.18
令和4年 大倉山講演会

研究所創立90周年記念
世のために田を耕す-事業家の教育・福祉活動-

「世のために田を耕す」は、大倉精神文化研究所を創立した大倉邦彦の残した言葉です。"農家の人びとが田を耕すのは、自分で食べるためではなく、世の中のすべての人が生きていけるようにするためである"という意味で、私たち一人一人が私利私欲のためではなく、世のため人のために日々の営みを送ってほしいという願いが込められています。

大倉邦彦は紙問屋の大倉洋紙店など、いくつもの会社を経営して、成功を収めた実業家でした。その一方で、自分は何のために生きているのか、何のためにお金を儲けるのか、儲けたお金をどのように使うべきかを真剣に考えました。そのたどり着いた答えが、企業経営で得た利益を「国家社会を繁栄させる肥料」として使い、「世のために田を耕す」ような人材を育てたいという願いでした。かくして昭和7年(1932)神奈川県横浜市に大倉精神文化研究所を創立するなど、大倉は教育事業や精神文化事業に生涯をかけて取り組みました。

昨今、企業のフィランソロピー(慈善活動、社会貢献活動)やメセナ(文化支援活動)などの必要性が叫ばれ、多くの企業が取り組んでいます。しかし日本国内にも古くから神道、儒教、仏教等の教えから派生した社会貢献活動の考えがあり、江戸時代には石門心学に代表される町人道徳も形成されていました。そして近代日本の実業家の中にも、国内外の思想的背景を元に、様々な社会貢献活動を展開した人物が数多くあげられます。

本年は大倉精神文化研究所創立90周年に当たります。そこで今回の大倉山講演会では、大倉邦彦のように、企業経営で成功しただけでなく、社会貢献-教育・福祉活動においても活躍した実業家を取り上げ、それらの人々が、いかなる社会貢献を、どのような思想、理念に基づき実践したのかを学び、その上でそれらを学ぶことの今日的意義について考えることといたしました。

  • 1回「近代日本孤児院事業の軌跡と展開」【終了】

講 師:峯岸 英雄(大倉精神文化研究所客員研究員)

日 時:令和4年(2022319() 14時~1530分 (開場は1345分)

会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)

※詳細はこちらへ。 

  • 2回「森村市左衛門と教育活動~森村学園の創立と私学への支援事業~」【終了】

講 師:松本 茂(森村学園理事長)

日 時:令和4年(2022416() 14時~1530分 (開場は1345分)

会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)

※詳細はこちらへ。

  • 3回「鉄道王・教育者の五島慶太を通してみる 『人と人生』」【終了】

講 師:重永 睦夫(日本私立小学校連合会会長)

日 時:令和4年(2022521() 14時~1530分 (開場は1345分)

会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)

※詳細はこちらへ。

  • 4回「藤原銀次郎と福澤諭吉の「実学」~慶應義塾大学理工学部誕生への道~」【満席】

講 師:都倉 武之(慶應義塾大学福澤研究センター准教授)

日 時:令和4年(2022618() 14時~1530分 (開場は1345分)

会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)

※詳細はこちらへ。 

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