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大倉精神文化研究所

横浜市港北区地域の研究

第2回 いこいの広場、大倉山公園

2016.05.15

文章の一部を参照・引用される場合は、『わがまち港北3』(『わがまち港北』出版グループ、2020年11月)を確認の上、その書誌情報を典拠として示すようお願いいたします。


 最近、大倉山公園がきれいになったと思いませんか? 大倉山公園は北部公園緑地事務所の所管ですが、昨年2月に大倉山公園愛護会が結成され、みんなで花植えや草取りなどの活動を行っています。その成果かもしれませんね。
 大倉山公園は、横浜市が大倉精神文化研究所から買収した敷地と、東急電鉄から買収した梅林とを合わせて、1989年にオープンしました。
 大倉山の梅林は、東急電鉄が沿線の観光開発を目的として1931年に「太尾公園」の名で開園したものです。今、私たちが太尾公園と聞いて思い浮かべるのは、1989年に港北水再生センターの屋上を利用して造った別の公園ですから、ややこしいですね。
 大倉精神文化研究所は1931年に竣工する予定だったので、梅林はそれに合わせて開園したのですが、研究所の建設が1年遅れたために梅林が先に開園したのでした。
 さて、大倉山公園では、5月24日(火)午前9時から花壇の花植えをします。みなさんも記念館前にお集まりください。(S.H)

(2016年5月号)

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