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大倉精神文化研究所

横浜市港北区地域の研究

第9回 どろっぷ─大倉山はじめて物語、その1─

2016.12.15

文章の一部を参照・引用される場合は、『わがまち港北3』(『わがまち港北』出版グループ、2020年11月)を確認の上、その書誌情報を典拠として示すようお願いいたします。


 大倉山には、横浜市で初めてとか、日本で初めてとか、新しいものが色々とあります。少しずつ紹介していきましょう。
 まずは、大倉山三丁目にある「どろっぷ」です。どろっぷは、横浜市が設置した地域子育て支援拠点です。市は、未就学児やその保護者が遊んだり交流したりするスペースとして、2006年から地域子育て支援拠点の設置を始めました。そのモデル事業として、最初に開設されたのがどろっぷです。今年で満10年になります。大倉山は、子育てにやさしい街になっています。
 市は、その後2011年度までに18区の全てに地域子育て支援拠点を開設しました。そして、特に乳幼児人口の多い5区には、サテライト(付属施設のこと)の設置を進めることとなり、その第1号として、今年2016年3月、綱島東小学校脇に「どろっぷサテライト」がオープンしました。こちらも横浜市で初めてです。どろっぷやそのサテライトでは、"こうほく子育て応援隊"の缶バッジを配って、街中で気軽に手助けしてくれる応援隊を募集しています。(S.H)

(2016年12月号)

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