【マンガ:13・24ページ】
大倉邦彦は、西郷小学校の前身である横武(よこたけ)尋常小学校を、明治25年(1892)3月に卒業します。
上京して実業家となった大倉は、母校にさまざまなものを寄付しています。
大正14年(1925)には、実習田と講堂を寄付しました。
![01 006878 (クレジット入) - コピー.jpg](https://www.okuraken.or.jp/digitalarchive/commentary/cache/2022/02/181b90fcfad92c9959db5b627b38bbde4f043dbe-thumb-439x336-168.jpg)
上の写真(研究所沿革史資料6878)は、大正14年10月27日に行われた講堂寄附受領式の様子を撮影したものです。
大倉も東京から駆けつけて、「暗を照す提灯に」なればと思って講堂を新築寄附したと挨拶しています。
この日は村内全域から人びとが集まって、各地区のニワカまで繰り出す盛会となったそうです。