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催し物

第17回 図書館資料展 貴重コレクションを探るシリーズⅣ 『和装本コレクション 琵琶譜』

2016.07.01

17回琵琶譜 新展示ケース1.jpg

琵琶は西アジアから伝来し、東アジアに広く伝播変容した撥弦楽器(はつげんがっき)です。

日本の琵琶は大陸から輸入された楽器と、音楽を本質的に変化させることなく保存し続ける雅楽の伝統と並んで、宗教・娯楽・武士道・芸術的表現のために琵琶をつくりかえ新しい音楽様式を次々と確立してきました。

当館では、貴重コレクションを探るシリーズ第4弾として、琵琶譜を展示しています。

琵琶・桂流の名手である源経信(1016~1097)により、平安時代後期に書かれた琵琶の譜面(複製)や、鎌倉初期の琵琶の名手として著名な藤原孝道が三女播磨局に与えた楽の秘伝書「新夜鶴抄」など、他に所伝を聞かない貴重資料です。

ぜひご覧ください。

2016.07

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