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催し物

平成17年度 大倉山講演会 ~港北の地名と文化~

2005.09.01
平成17年度 大倉山講演会

~港北の地名と文化~

地域の字名など歴史地名は、地域の人々が生活の中で生みだし、継承してきた精神文化の所産です。行政地名は、歴史地名を基にして定められましたが、行政改革や区画整理等により大きく変化してきています。近年でも、いわゆる「平成の大合併」により、由緒ある地名が全国的に改変されつつあります。

本研究所の立地する横浜市港北区では、昭和45年に篠原地域から地番変更が行われており、既に大半の地域が新しい住居表示に切り替わっています。ちょうどその頃から急激な都市化も進み、農業や昔ながらの生活に根ざしていた旧来の歴史地名は、その由来と共に忘れられつつあります。こうした状況に対して、平成127月、地元有志により「港北・地名を調べる会」が結成され、歴史地名とその由来の調査・記録を続けています。

今回の講座は、この「港北・地名を調べる会」の協力を得て企画しました。横浜や港北の歴史地名を事例として取り上げ、地名の由来や変遷と地域で生きてきた人々の生活や生き方に学ぶことにより、地域への愛着や心豊かな生き方について考えていきたいと思います。

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