令和8年第1回 大倉山講演会/大倉邦彦 国民の良心の扉を開かん
令和8年「波濤を越えた近代日本人たち」/第1回 (通算110回)
大倉邦彦 国民の良心の扉を開かん-大正15年のヨーロッパ視察と大倉山記念館館内見学-
-
講 師:星原大輔(大倉精神文化研究所研究部長)
-
日 時:令和8年(2026)3月28日(土) 講演:14時~15時/館内見学: 15時~15時30分(開場は13時40分)
-
会 場:横浜市大倉山記念館第4集会室(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)
-
定 員:30名(入場無料、事前予約制・先着順) ※定員を超えた場合はご入場頂けません。
関東大震災の余韻もさめやらぬ大正14年(1925)の春、大倉洋紙店(現:新生紙パルプ商事株式会社)の三代目社長であった大倉邦彦(おおくらくにひこ、1882~1971)は、「国民の良心の扉」を開きたいとの使命感に燃え、私財を投じて精神文化図書館の創立を構想します。これが、現在も続く大倉精神文化研究所のはじまりでした。
大倉邦彦は図書館創立には「慎重な考慮と充分な研究」が必要であるとして、欧米諸国の図書館事業と宗教界教育界の視察に向かうこととします。それが、ちょうど百年前の大正15年(1926)3月のことでした。当研究所には、その時のパスポートをはじめ、現地で撮影した写真や関係者とやり取りした手紙などが多数残っています。そこで本講演では、研究所が所蔵する関連する資料を通して、大倉邦彦がヨーロッパでどのような人物と出会い、どのような物を見聞してきたのかを紹介します。そのうえで、研究所創立にどのような影響を与えたのかを考えてみます。
なお座学の後には、研究員が大倉精神文化研究所の本館、現在の大倉山記念館の館内をご案内いたします。