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催し物

第●回大倉山講演会/開港場横浜と岡倉天心

2013.04.20
平成25年度「岡倉天心と異文化交流」/2

開港場横浜と岡倉天心

  • 講 師:西川武臣(横浜開港資料館副館長)
  • 日 時:平成25年(2013420日(土)午後2時~午後330
  • 会 場:横浜市大倉山記念館ホール
  • 定 員:80名(入場無料、予約なし当日先着順)

安政6年(185962日、横浜はアメリカ・イギリス・フランス・ロシア・オランダと前年に結ばれた通商条約にもとづき開港しました。これ以後、横浜は日本最大の国際都市として発展していきますが、岡倉天心は幕末に福井藩が横浜に出店した石川屋で育ちました。当時の石川屋は輸出品である生糸を扱う店として知られ、天心の父覚右衛門は石川屋の経営にあたっています。講演では開港直後の横浜の様子とそこで暮らした天心の幼少期の姿を紹介します。また、近年、天心が横浜近郊の村で暮らし、漢籍などを学んだことも知られるようになりましたが、講演ではこの点についても触れていきます。天心の幼少期の姿とあわせて、開港直後の横浜がどのような町であったのか、国際都市横浜で日本人が西洋人や中国人とどのように交流を繰り広げたのかについても知っていただければと思います。

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