令和8年 大倉山講演会「波濤を越えた近代日本人たち」
- 2026.01.22
令和8年 大倉山講演会
波濤を越えた近代日本人たち-体験と葛藤が生んだ社会変革への歩み-
明治維新以降、日本は急速的に近代化の道を歩み始め、現代社会の基礎が形作られていきました。その推進力の一つは、アメリカやヨーロッパ諸国などを見聞し学んだ人びとの海外体験でした。江戸時代は海外渡航が禁止されていましたが、幕末の黒船来航を機に解かれ、多くの若者たちが青雲の志を懐いて海を越えていきました。そして帰国後は政治・経済・教育・学問など、さまざまな分野において現地で得た貴重な体験や習得した知識・思想・技術を日本社会へと還元していきました。
大倉精神文化研究所を創立した大倉邦彦もその一人です。若き日に中国の上海にあった東亜同文書院に進学したことで国際的視野を大きく広げました。また大正末にはヨーロッパ諸国を巡って、教育施設や図書館を視察しています。こうした世界各地を廻った体験から、大倉は実業家として成功するとともに、"東西文化の融合"や地理曼荼羅に見られる"個人と日本と世界は三位一体である"といった理念を生み出し、当財団を創立するに至りました。
今回の大倉山講演会では、明治から昭和初期において渡海した日本人が、現地で得た体験や知識などを基にどのような生涯を送り、日本の発展と社会変革を後押ししたのかを考察します。また異文化の知識と価値観を積極的に吸収しつつも、伝統やアイデンティティとの間でどのような葛藤を抱えたのかという点にも注目します。きっと現代日本をより深く知り、かつこれからの日本社会の方向性を考える上での一助にもなると思います。みなさまのご参加をお待ちしております。
第1回 (通算110回)
大倉邦彦 国民の良心の扉を開かん-大正15年のヨーロッパ視察と大倉山記念館館内見学-
講 師:星原 大輔(大倉精神文化研究所研究部長)
日 時:令和8年(2026)3月28日(土) 14時~15時30分 (開場は13時40分)
会 場:横浜市大倉山記念館第4集会室(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)
定 員:30名(要申込・先着順)
- この回は「座学」と「館内見学」を行ないます
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第2回 (通算111回)
井上円了の世界旅行―海外視察と巡回講演―
講 師:長谷川 琢哉(東洋大学教授)
日 時:令和8年(2026)4月18日(土) 14時~15時30分 (開場は13時40分)
会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)
定 員:80名(要予約/先着順)
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第3回 (通算112回)
大倉和親:需要家の満足こそが掴むべき『実体』、利益はその『影』なり-近代日本の生活文化を創造した企業家-
講 師:黒澤 学(㈱大倉陶園 総務部)
日 時:令和8年(2026)5月16日(土) 14時~15時30分 (開場は13時40分)
会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)
定 員:80名(要予約/先着順)
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第4回 (通算113回)
衛生立国を目指す-北里柴三郎博士の伝染病対策-
講 師:森 孝之(一般社団法人北里柴三郎記念会)
日 時:令和8年(2026)6月20日(土) 14時~15時30分 (開場は13時40分)
会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)
定 員:80名(要予約/先着順)
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