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【新着図書より】10月上旬のおすすめ

2025.10.01
  • 新着本

10月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。

予約はOPACから可能です。→OPAC・新着資料

1 『戦前生まれの旅する速記者』 佐々木光子 (請求記号:289.1-サ)  戦前生まれの旅する速記者.jpg

戦前に速記と出会い、戦後すぐ独立。40代でフランス語を学び、渡航国は15カ国以上、80歳まで現役で今もアクティブに活動する、とあるひとりの速記者のはなし。

2 『天気予報はなぜ当たるようになったのか』 長谷川直之 著 (請求記号:451.2-ハ)  天気予報はなぜ当たるようになったのか.jpg

私たちの生活に欠かせない「天気予報」はどのように作られているのか?気象の予測技術開発、国際協力業務、「線状降水帯」の情報発表に取り組んできた元気象庁長官の著者が、その舞台裏をわかりやすく解説する。身近だけれど、実は知らないことだらけの「天気予報」のしくみがわかる!

3 『動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか―人間には感知できない驚異の環世界』 エド・ヨン 著 久保尚子 訳 (請求記号:481.7-ヨ)  動物には何が見え、感じられるのか.jpg

動物たちの感覚とは一体どのようなものか。人間より優れているのか。五感を動物ごとに人間と比べてその違いを解明。電気や磁気といった人間には全く感じられない感覚についても解説する。

4 『ラテン語の世界史』 村上寛 著 (請求記号:892-ム)  ラテン語の世界史.jpg

イタリアの一地方言語に過ぎなかったラテン語は、ローマ帝国の公用語として世界に広まり、西ローマ帝国崩壊後もキリスト教徒結びついて普遍的公用語としての地位を築いた。しかし、やがて主要言語としての地位を失い、「教養」語となって現代に至る。長く歴史上に君臨したラテン語はいかにして広まり、生き続けてきたのか。ギリシア語との覇権争い、キリスト教との蜜月、各国の近代俗語との交代-「世界最強の言語」が歩んだ2000年に及ぶ数奇な運命に迫る。

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