【新着図書より】11月上旬のおすすめ
- 2025.11.01
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- 新着本
4月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
予約はOPACから可能です。→OPAC・新着資料
1 『紙の上の展覧会 国文研千年の旅』 国文学研究資料館 編 (請求記号:026-コ) 
今年で創立53年を迎えた国文学研究資料館。その所蔵本を紹介した読売新聞の連載を書籍化。国文学研究資料館が所蔵する貴重な古典籍と史料を、美しい図版と専門家のやさしい解説とともに紹介する。
2 『江戸の食商い』 権代美重子 著 (請求記号:383.8-コ) 
日々の暮らしを賑やかに彩った知恵と遊びの庶民文化。白米ごはんの主食化、野菜市場・魚市場の形成から四大名物料理の誕生、初物人気、おやつや飴売り、屋台、茶屋、居酒屋、料理屋、引き札から大食い大会、看板番付まで―私たちの"今"をつくった江戸の人々の躍動をフルカラーで読む!
3 『手仕事というもくろみ 暮らしを編み直す』 吉田慎司 著 (請求記号:750-ヨ) 
伝統的な箒づくりを通じて世界との多様な接点を見いだし、生きることの手ざわりを現代社会に回復しようと試みる、注目のつくり手の論考。「美しいもの」を手渡すことで暮らしと社会のありようを問う著者の実践と思索を綴る。
4 『死を笑う 落語ととむらい』 高橋繁行 著 (請求記号:779.1-タ) 
死やとむらいにかかわる落語を取り上げ、江戸落語と上方落語を対比しながら、その背景にある江戸から昭和初期の葬送の習俗や文化、精神性を解き明かす。実際にあった珍葬式、歌舞伎狂言の怪談話などを紹介するコラムも収録。