【新着図書より】11月下旬のおすすめ
- 2025.11.15
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- 新着本
11月下旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1 『蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか』 野村育世 著 (請求記号:382.1-ノ) 
人びとは蜘蛛をどのように見てきたのだろうか。世界の神話や日本の歌にも多く登場する蜘蛛。数々の史料や図版を通してその存在を丁寧に読み解いていくことで、人と蜘蛛の関係を見ていく一冊。
2 『江戸時代の動力ゼロの驚異の物流』 齋藤勝裕 著 (請求記号:682.1-サ) 
江戸時代の物流の仕組みとは?人口の増加とともに求められる生活物資の輸送はどのように行われていたのか、大量の物を運ぶために利用された水上の輸送手段、整備が進められた街道の様子など、当時の物流状況をわかりやすく解説してくれます。
3 『樋口一葉赤貧日記』 伊藤氏貴 著 (請求記号:910.268-イ) 
女性職業作家、紙幣の顔として知られる樋口一葉。日記を通して見えてくるその暮らしぶり。24歳という若さでこの世を去った一葉の生涯をお金事情の視点から辿っていきます。
4 『セカンド・チャンス-シェイクスピアとフロイトに学ぶ「やり直しの人生」』 スティーブン・グリーンブラット、アダム・フィリップス 著/河合祥一郎 訳 (請求記号:932.5-ク) 
「セカンド・チャンス」をつかむことはできるのか?その実現と失敗をシェイクスピアの描く人間ドラマを通して文学の視点から学び、フロイトの理論的な精神分析を通して可能性を模索し考察していく。