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大倉精神文化研究所
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【新着図書より】12月下旬のおすすめ

2022.12.15
  • 新着本

12月下旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。

1 『希望の教室』 ジェーン・グドール、ダグラス・エイブラムス 著 岩田佳代子 訳 (請求記号:519-ク)  ジェーングドール希望の教室.jpg

気候危機、自然破壊、世界的なパンデミック、戦争...問題だらけの世の中で、本当に希望など持てるのか?この本では、誰もが求めているのに、じつはあまり理解されていない「希望」について、世界で最も著名なナチュラリスト、ジェーン・グドールが、対話をしながら、深く、あたたかく、語る。彼女が、その並はずれた人生で出会ってきた感動的で刺激的な話、それに写真も多数紹介される。―すべての人に希望を。本書がその道しるべになるだろう。

2 『近江商人と出世払い―出世証文を読み解く』 宇佐美英機 著 (請求記号:672.1-ウ)  近江商人と出生払い.jpg

出世払い慣行はいかに成立し定着したのか。全国的に活動した近江商人を取り上げ、残された出世証文から歴史や仕組みをひも解く。いまも事業継続する企業も多く、高い道徳観に裏打ちされた立身・出世観を解き明かす。

3 『蓮の暗号 <法華>から眺める日本文化』 東晋平 著 (請求記号:702.1-ヒ)  蓮の暗号.jpg

平成最初の年に、メトロポリタン美術館で運命的に出会った一双の屏風。そこに脈打つ生命の正体を追って、これまで見落とされていた壮大な「暗号」に迫っていく。千利休、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、葛飾北斎、宮島達男ら巨匠の足跡をたどりながら、ニッポンの底流にある法華思想を読み解く気鋭の日本文化論。

4 『天海』 三田誠広 著 (請求記号:913.6-ミ)  天海.jpg

徳川三代を支え、江戸の繫栄を基礎づけた謎多き僧形の大軍師!比叡山焼き討ちから、三方ヶ原の戦い、本能寺の変、小牧長久手の戦い、関ヶ原の戦いと続く戦国乱世の只中を一〇八歳まで巧妙に生き抜き、江戸二六〇年の太平を構築した無双の傑物が辿る壮大な戦国絵巻。

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