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【新着図書より】12月上旬のおすすめ

2025.12.02
  • 新着本

12月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。

1 『浮世絵のみかた』 フランク・ロイド・ライト 著/上杉隼人 編訳 (請求記号:721.8-ラ)  浮世絵のみかた.jpg

20世紀を代表するアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトが遺した、浮世絵にまつわる評論とエッセイをまとめる。日本で収集し、アメリカに持ち帰った作品のカラー図版96点も収録。

2 『海を渡った天才博物画家伊藤熊太郎 謎に包まれた金魚図譜を追って』 福地毅彦 著 (請求記号:721.9-フ)  伊藤熊太郎.jpg

海洋調査船に絵師として乗船した伊藤熊太郎は、その後米国に渡り、米国水産局で魚類の博物画を描き続けた。熊太郎が遺した「魚譜」について考察し、経歴に空白が多い熊太郎の謎に迫る。「魚譜」収録の絵31枚をすべて掲載。

3 『六四五七五 虫の絵と俳句』 堀本裕樹 桃山鈴子 著著 (請求記号:911.3-ホ)  六四五七五.jpg

「山国の蝶を荒しと思はずや」高浜虚子、「酔うてこほろぎと寝てゐたよ」種田山頭火、「さしのべし手と綿虫と宙にあり」綾部仁喜...。虫を詠んだ50の名句に虫の細密画と鑑賞文を添えた画文集。

4 『天下の値段 享保のデリバティブ』 門井慶喜 著 (請求記号:913.6-カ)  天下の値段.jpg

時は江戸時代、大坂堂島で特に盛んだったのが先物取引。幕閣は堂島を支配すべく動き出すのだが...。市場の自治を守らんとする大坂商人たちと、武士の誇り(とお金)を懸けた江戸幕府との頭脳戦。『別冊文藝春秋』掲載を書籍化。

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