閉じる

大倉精神文化研究所
附属図書館

おすすめの本

【新着図書より】2月上旬のおすすめ

2022.02.18
  • 新着本

2月上旬新着図書より、おすすめの5冊をご紹介します。

1聖地の条件.jpg 2儲けんと思わば天に貸せ.jpg 3美術は宗教を超えるか.jpg

4コーヒーについてぼくと詩が語ること.jpg 5y科学の歳時記.jpg

1『聖地の条件 -神社のはじまりと日本列島10万年史』 蒲池明弘 著 (請求記号:175-カ)

神社は神道よりも先にあった。出雲、熊野、伊勢、諏訪――交通の要衝ではなかったり、都から離れていたりする場所になぜ巨大な信仰圏があるのか。古代の勢力圏と神話、および朱やメノウ、黒曜石、翡翠などの産地(火山地帯)との関係を研究してきた著者が現地に赴いて見て感じたこと。また、数多くの文献を渉猟して得た、自説を補強する卓見の数々を文中で紹介。

2『儲けんと思わば天に貸せ -森村市左衛門の経営哲学』 森村市左衛門 著 (請求記号:335-モ)

TOTO、INAX、日本ガイシ、日本特殊陶業、ノリタケの原点に立ち、福沢諭吉の思想の実践者として日米貿易を先駆的に開拓。福祉・教育への助成財団設立の草分けをなした、不世出の経営者の哲学と理念。

3『美術は宗教を超えるか』 宮下規久朗、佐藤優 著 (請求記号:702-ミ)

「目に見えないもの」「言葉にできないもの」キリスト教理解で分かる教養としての西洋美術。

4『コーヒーについてぼくと詩が語ること』 小山伸二 著 (請求記号:914.6-オ)

イスラーム神秘主義者スーフィーの眠らない夜、イスタンブールのコーヒー売り、パリの哲学カフェ、ウィリアム・H・ユーカーズのコーヒーの密林、ラルフ・S・ハトックスの中東カフェ、ウンベルト・サバのカッフェラッテ、北園克衞のコオヒーとパンの匂ひ、ジャック・プレヴェールの別れのコーヒー。あなたの知らないコーヒーの風景がここにある。

5『科学の歳時記 -どんぐりから宇宙へ』 渡辺政隆 文、山本美希 絵 (請求記号:Y404-ワ)

科学=サイエンスの原義は「知る」こと――身の回りにあるふしぎ、その存在に気づくことが科学の発見。熟達のサイエンスライターと新進気鋭のマンガ作家のコラボによる日常と科学をつなぐ珠玉のコラム集。毎日新聞連載の人気科学コラム「団栗」の書籍化! 

おすすめの本の記事一覧へ