【新着図書より】5月上旬のおすすめ
- 2025.05.01
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- 新着本
5月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
予約はOPACから可能です。→OPAC・新着資料
1 『超解読!はじめてのフッサール『イデーン』』 竹田青嗣、荒井訓 著 (請求記号:134.9-タ) 
存在論哲学のハイデガー、言語哲学のヴィトゲンシュタインとならぶ二十世紀哲学の最高峰フッサール現象学をわかりやすくかみ砕いて解説。現象学が切り開いた未曾有の哲学の地平へ。
2 『酒井抱一のパトロン永岡成美』 宮武慶之 著 (請求記号:289.1-ナ) 
国内外で人気の高い琳派の画家、酒井抱一のパトロンの一人が江戸の富商・鴻池屋永岡成美です。永岡成美は、商いばかりではなく文化面にも執心した人物で、茶道具を中心とする多くの美術作品を蒐集しました。成美の美術品に対する眼差しは抱一を通じて磨かれ、また抱一の弟子・池田孤邨との交流にも発展しました。本書では、永岡成美の活動の様相を、所蔵した美術作品や菩提寺である妙壽寺(東京都世田谷区・法華宗) との関わり、さらには江戸の材木商・冬木屋上田家との関係を概観する一書です。
3 『海外の教育のしくみをのぞいてみよう-日本、ブラジル、スウェーデン、イギリス、ドイツ、フランス』 園山大祐 編著 (請求記号:372-ソ) 
あの国の子どもはどんな学校生活を送っているの?幼児教育から高等教育までの教育制度や学校事情について、執筆者による現地での体験やエピソードも交えて、疑問に答える形で紹介する。
4 『民藝のみかた』 ヒューゴー・ムンスターバーグ 著 (請求記号:750.2-ム) 
民藝の精神から説き起こし、陶器、籠、漆器、玩具、織物、絵画、農家の建物、そして1950年代の民藝運動の隆盛にいたるまで。日本に四年滞在した東洋美術史の碩学が、<民藝>のすべてを工芸分野ごとに詳説。日本の民藝の歴史を知るための最良の一冊。