【新着図書より】9月上旬のおすすめ
- 2025.09.02
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- 新着本
9月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
予約はOPACから可能です。→OPAC・新着資料
1 『立ち読みの歴史』 小林昌樹 著 (請求記号:024.1-コ) 
日本特有の習俗「立ち読み」はいつ、どこで生まれ、庶民の読書文化を形作ってきたのか?本書はこれまで注目されてこなかった資料を発掘し、その歴史を描き出す。
2 『アンチ・アンチエイジングの思想 ボーヴォワール『老い』を読む』 上野千鶴子 著 (請求記号:367.7-ウ) 
私たちはなぜ老いることを恐れ、不安に思うのだろう。あらゆる角度から老いの現実を照らし、自己嫌悪させる社会のからくりを暴きながら、老い衰え、自立を失った人間が生きる社会を構想する。
3 『動物たちの江戸時代』 井奥成彦 編著 (請求記号:482.1-イ) 
江戸時代、人と動物たちはどのような関係であったのか?西洋文化が流入する以前の日本人と動物たちのかかわりを、古文書読みに長けた動物好きの専門家たちが描く。
4 『読めば分かるは当たり前? 読解力の認知心理学』 犬塚美輪 著 (請求記号:817.5-イ) 
私たちが文章を読むとき、内容を理解するだけでなく、感動したり、「それは違う」と思ったりします。こんな心の働きは、どのように起きているのでしょうか。認知心理学の視点から、読解の複雑なプロセスを解明し、どうすればよりよく読むことができるのかを考えます。